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第5回韓日交流(韓国)  10/12/’07〜10/15/’07

場所  report by SUGAR3
写真

メンバー:オバQ校長、nセンセイ、かずえさん(♂)、ゆーこさん、SUGAR3(福岡組)
     K1roさん、MIZUHOさん(関東組)

10/12
今週は、準備ができないまま金曜日を迎え、輪行袋の入れ方が、わからないので、早めに福岡空港に到着し、説明書を見ながら詰め込む。6時半過ぎに、かずえさんとゆうこさんに合流し、夕食を食べる。平山さんも見送りに来てくれる。今回は一緒に行けず、残念。そのうち、オバQ校長とセンセが、トモさん、ダイスケ君と一緒に到着。輪行袋を見ると、自分のだけが、やけに薄い。大丈夫かなと少し心配になる。午後8時45分発の大韓航空便のチェックインを行い、その後免税店で、お土産を物色。かずえさんが金粉入りの清酒一升瓶を買おうとすると、免税店のお姉さんから、関税がかかるかもしれませんよとの話。でも、そこは経験豊かなオバQチーム、なんとかなるでしょうとそのまま購入。そして、いざ搭乗。飛行機の中は、すでに半分は韓国語が飛び交っている。途中で、おいしいチキンバーガーを食べる。東京へ行くよりも近いはずなのに、対馬海峡を越えるまでが結構長い。航路地図を見ていると、日本海は東海(East sea)となっている。確かにそうだろうな。そうこうするうちに、ソウルインチョン空港へ着陸。大韓航空のパイロットは、軍上がりの人が多くて、操縦がうまいと聞いていたが、その割には結構荒っぽい降り方だった。到着後、荷物の引取りに向かう。荷物が流れてくるターンテーブルは、以前アメリカで見たような巨大なものだった。荷物が最初に吐き出されるところは、急な傾斜があるので、荷物がころころと回転して、壁に当たるようになっていた。中のものは大丈夫だろうかなどと心配になる。荷物が、ぼちぼち出始めたところで、自転車が別の出口から出てきた。山積みになっている。とりあえず袋も破れていないし、何とか大丈夫そうだ。よしんば壊れていても、文句も言えないのでどうしようもない。全員で到着口へ向かう。
ジェームズさんともう一人の人がお迎えにきてくれていました。かずえさん、ゆーこさんとともに、ジェームスのカイエンに乗り込む。早そうな車だなと思っていたら、ジェームズさん飛ばして、200kmも出していました。ゆーこさんへのサービスだったのでしょうが、びっくり。でも車が良いせいかそれほどの怖さは感じなかった。

写真

インチョン空港から結構長い距離を走り、果川へ到着。教育会館というホテルと聞いていたので、堅苦しい建物を想像していたが、普通のホテルだった。暗い中荷物をおろして、チェックイン。部屋は、洋式ではなく、入り口で靴を脱ぐようになっている。だが日本なら畳の間だが、その代わりにリノリュームを張ったような床だった。
部屋に荷物を置いてから、早速歓迎会が始まる。初めて韓国の人と接するので、名前を聞くので精一杯だった。疲れていたので、お酒もあまり飲まないようにした。1時を過ぎていたと思うが、明日のこともあるので解散し、寝る準備をする。布団は、幅が日本の3分の2位で狭かったが、自分は体が大きくないので問題なかった。体の大きい人はどうするのだろうか?厚みも薄手だったが、床が暖かかったので、そのために薄手だったのだろうと思う。疲れていたこともあり、ぐっすりと眠る。


10/13

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翌朝は少し曇っているようだった。朝食を食べに、ホテル近くの韓定食屋へ歩いてゆく。地下一階のお店で、トンヤンクムのように少しピリッとしたお汁とご飯に、色々なおかずを食べる。やはりごはんだとほっとする。朝食を終えると、ホテルへ戻り、いよいよ出発の準備をし、ホテルに預けていた自転車を受け取って、組み立てを始める。組み立てを始めると韓国のクラブの人たちが手伝ってくれる。ありがたい。ところが、組立てを進めていくと、クイックシャフトが曲がっていた。しかも前後とも。これは大変とあわてた。せっかくここまで来たのにと困っていると、かずえさんが道具を使って、上手に直してくれました。(かずえさん、本当にありがとうございました。)皆でホテルの前にそろって、記念写真をパチリ。いよいよMTBライドの始まりです。
ホテルの敷地から出て行き、公園のようなところを通ると、何かの催しがあるようで、ステージの準備などをしていた。そこから、交通量の多い交差点をとおり、右手の細い道に入る。すると車のほとんど通らないような道となり、ほっとする。だが、坂道が始まり、先頭のグループからあっという間に引き離される。でも、自分のペースで行かないと、結局ばててしまいそうだったので、ゆっくりと進む。かずえさんも疲れがたまっていたようで、一緒に進む。Sugoiを着た韓国のクラブの人(おっぱさん)が、自分たち二人と一緒に登ってくれた。途中で軍のトラックと出会う。坂の上に、軍の基地があるとのことで、確かに時々鉄砲のような音がする。軍の入り口近くでは、14〜5人で、道路掃除を行っていた。
ルートは去年と同じようだったので、かずえさんは途中で待つことになり、自分とおっぱさんとで、先に行った人を追いかける。追いつくまで、結構大変だった。途中でハイキングの人に良く出会う。日本と同じなのか、中高年の人が多く、若者はあまり見かけない。皆と合流後、少し休憩をして、皆は階段のついている激坂を下る。だが、自分は疲れていたし、無理をすると怪我をする確率大だったので、押しておりる。その後は、自分でも行ける程度の里山だったが、下りが長く、途中でしんどくなり、ブレーキが良く握れない。やはりさっきの坂で、体力を使わず良かった。そして、水のみ場で、再度全員集合。水のおいしいこと、おいしいこと。ちょっと休んでいると、ゆーこさんが行方不明とわかった。韓国チームは大慌てで、探す準備や打ち合わせをしだすが、オバQチームの人は、ゆーこなら大丈夫とばかり、全然あわてていない。そうこうするうちに、ゆーこさんが、自走で合流。さすがです。その後、この水のみ場を中心にして、2度ほど違うコースを走る。
その後、かずえさんの待つ地点に向かう。自分は体力がなかったので、メインのチームとは別に、アラリヤさんと金さんとともに、かずえさんの待っているところへ向かうが、すごいシングルトラックだった。自転車を押しあげるところも数箇所あり。自分が体力を失っていることを見た金さんが、ザックを担いでくれた。担いでいないと、疲れ方が全然違う。金さんは、見た目はいかついが、心根がやさしいなと感じる。細い道をたどる途中でアラリヤがこけた。パンクのようだ。修理を勧めたが、もうすぐかずえさんとの合流地点とのことで、アラリヤさんは自転車をかついで行く。
たしかにそれからすぐにかずえさんと合流する。アラリヤは、足に怪我をしていたのでその手当てを行う。かずえさんは体調も戻り、アラリヤのパンク修理を行う。

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その後、全員到着し、下りは山の中を通るとのことで、出発したが、その直後、足がつった。めったに足がつることは無いのだが、疲れていたせいか、痛み出す。ゆーこさんと韓国チームの人がいたので、対処法を聞いて、なんとかつりを押さえて下山。
道路を少し走って、食堂へ。やっとお昼だ。明るい感じのきれいなお店で、料理がたくさん用意されている。みんなで乾杯して、食事をとる。茹で豚をサンチュ(チシャのような葉っぱ)にのせ、味噌とニンニクをのせて包み、一口で食べる。ここの茹で豚や肉はとてもおいしかった。この店では、他にも、キムチ、チヂミ、野菜、鍋料理と続いたが、どれもこれもおいしくてお腹いっぱいになるまで食べ続けた。午後からはライドは無いとのことなので、ビールも飲む。ハイペースであいていく。
その後、ホテルへ戻る。午後は、ソウル観光となる。車に乗り合わせて、果川からソウルへ。韓国の道路は、とても広いが、土曜日でしかも花火があるということで、道路が渋滞している。
ソウル観光は、女性陣が明洞へ買い物へ行き、残った組は、徳須宮へ行く。徳須宮は、旧朝鮮総督府の近くに立つ元王宮で、建物の装飾がすばらしい。大きな建物は、真冬には寒かったかもしれないが、オンドルがあるので、日本の建物よりはぬくそうだ。カササギがいる。どうやら日本のカササギは、豊臣秀吉が持ち帰ったらしい。
王宮見物を終え、いよいよ花火見物だ。韓国チーム内でどこに行こうかと議論している。最初は川岸に行こうといっていたが、どうやら渋滞で間に合わないとのこと。急遽ソウルタワーへ昇ることとなった。きっとみんな考えることは同じだから多いだろうなと思いつつも、みんなでタクシーでソウルタワー乗り場へ。やはりみんな順番待ちだ。でも思ったよりどんどん進み、30分ほどで乗車。ゴンドラからのソウルの夜景がきれいだ。頂上に着くとそこもすでに人で大混雑していた。とにかく迷子にならないように気をつける。さらに高いタワーがあり、それに登るかどうかで再び議論するが、下でもこの混雑ぶりなら、タワーの上に上がるとなお悲惨な状態だとみんな思ったはず。しかたないので、花火の見やすい場所を探すが、展望台の上は東京の満員電車並みの混み具合。前の人がおーっと声をあげるとそのあとから、花火の音が聞こえるだけで、何も見えない。少し粘ってみたものの無理なので、諦めて山道を下る。するとその道すがら、けっこう花火が見えた。道も見やすいところには、人が立ち止まって、人がすれ違うのがやっとというところもあった。
とにかくもうすぐ食事なので、どんどん降りてゆく。ソウルタワー行きのゴンドラの出発駅まで戻った。そこに車が待っているとのことだったが、それは何と警察の護送車のようなバン(ハイエースのような)だった。教育長が車を待たせていると言っていたのが、これだったとは。日本人全員で、教育長の力に驚く。
警察の車で護送されるなんて、日本では経験できないよな〜などと皆で言いながら、名洞の焼肉屋「名所」へ到着。BS衛星放送に出てくるお姉さんが、パンフにのっている。
ここで、明洞に行った女性陣を待つ。そのうち、MTBの女性のほかに美人さんが二人来た。てっきり韓国の人と勘違いして、どきどきしていたら、日本からの人だったのでほっとした。隣のまりさんは、最近韓国に来たとのことだった。まりさんの友達からは、韓国語で話しかけられて、思わずぽかんとしてしまった。
食事は、とにかく上品でうまかった。日本でよくある焼肉ではなく、味付けしてあるお肉をすき焼風に煮込んで食べたものがおいしかった。キムチももちろんおいしい。自分からは、人を挟んでいたので見えなかったので、後で聞いた話ですが、バンを運転して送ってくれた警察の人が、教育長の横にいたけれど一度も膝を崩さずにいたと聞きました。本当にすごい方のようです。
焼肉を目いっぱい食べ、ホテルへ戻るやいなや、二次会を始める。ここでようやくりむさんに会う。みんな元気だなぁ。


10/14

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翌朝は晴れ。今日は4つの山を行くという。大きさは、それほどでもないとのこと。
昨日の朝食をとった食堂が、日曜日で休みのため、途中で食事をとる。どうやら、韓国の人たちの住居の近くのようだ。御かゆを食べたいと思っていたので、ちょうど良かった。朝食をとった後、公園の入り口のようなところを通って、いよいよ山道へ。ところが、今日は自分の体調が良くない。朝食を戻しそうになるし、みんなのペースからずいぶんと遅れてしまう。朝の気分はよかったはずなのにペースがあがらない。かずえさんと遅れた自分に、ジェームズが付いてくれる。ちっちゃい山だよとジェームズは言ってくれるが、坂道になるとペースが落ちる。途中でショートカットしながら、二つ目、三つ目、四つ目とのぼる。ライドが終わると、昼食だ。今度はどんぐり尽くしのチジミ、冷麺、焼肉、など。
途中でK1roさん、Mizuhoさんとお別れする。食後は、部屋に入ってオンドルのありがたみを感じながら、お昼寝をする。ゆーこさんが、寝ている人にいたずらをする。
その後、ホテルへ戻り、今度は皆で温泉へ行く。日本のスーパー銭湯と同じだ。韓国の人もお風呂が好きなんだろうな。初めてのあかすりを経験する。まぐろのように横たわって、係りの人の指示に従って、あかすりをしてもらう。(後日談:数日後、首のところの皮膚がかぶれて、近所の皮膚科に行った。あかすりをしたというと、無理やりに皮膚を取るのは良くありませんよと言われた。)日本と同じようにいくつかのお風呂があり、露天風呂もある。それから、部長さんと一緒に、サウナへ。じっとしていると汗がどんどん出てくる。暑くなったので、サウナを出て、涼む。待ってる間に韓国茶をのむ。甘酸っぱくておいしい。

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その後、夕食をとるために教育長がオーナーの焼肉屋へ向かう。ここは、昨日の名所とは異なり、日本でよく見る焼肉屋だ。給仕の女性がホルモンを持ってきた。アラリヤが、これは何だとか聞いているが、給仕の人から知らないほうがいいわよと言われたようだ。焼肉もおいしかったが、珍しかったのは生のたこの足。まだ生きていて食べると吸盤で吸い付く。えびの踊り食いどころではない。動物愛護協会の人が見たら、きっと卒倒するだろう。今日が最後なので、お酒を少し飲むことにした。隣には、アラリヤ。向かいにはおっぱの奥さんAnnさんと子供さん。韓国の民話で「クムカンサンの虎退治」というのが印象に残っているので、アラリヤやアンさんに聞くが、誰も知らないという。(後で、ジェームズさんから、White Tigerという話で、韓国では有名だよと聞き、安心。)
途中で、仲間先生のすばらしい、無声スピーチがあり、みんなで大爆笑。最後の夜なので、大いに盛り上がる。
夕食後、車に分乗し、ホテルへ戻る。道すがら、韓国と日本の不幸な歴史について話し、自分たちは仲良くして行こうと話す。


10/15

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翌朝、月曜日なので、多くの人とは会えないはずなのに、みんな無理して立ち寄ってくれた。ジェームスが、九州グループを乗せて空港まで車をすっ飛ばす。おっぱさん夫婦も会社を休んで、自転車を運んでくれる。
いよいよお別れだ。次回の来日は、どうやら韓国チームの最初の目的だった富士山を目指すようだ。

訪韓中にお世話になった韓国チームの皆さんへ、本当にありがとうございました。
また、韓国との交流を続け、今回の訪韓のチャンスを作ってくれたオバQチームの皆さん、ありがとうございました。



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第3回韓日交流(韓国)  2006/9/15-18

report by ゆーこ

(1) カワチェンMTBクラブ@ホームコース
別名「Mt.モスキートン!!」 

1.ホテルのウエルカムフルーツにまで迎えられ、いざジャージ・レーパンへ着替える事約10分。
ホテルよりMTBに跨り、いざカワチェンMTBクラブのホームコースへと急ぐ。山までの時間は、約10分少々
直ぐに上り口まで到着。見上げるとそこは、丁度若杉山くらいの高さの山が連なる。
上り口に早速1段、段を発見!!チェーンリングあたるなよ・・・と思いながら乗り上げ、お墓の横を通り過ぎながら、シングルを昇って行く。通常は、山散策の為の道らしいが、人は殆ど通らないと言う。上り有り、下り有りの、スピード有りの純MTBコース♪
途中、湧き水を汲んでボトルを補充。昔、四王寺で走れてた頃を思い出す感じで、体を山へ預けてのライドでMTB満喫です。

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土のさらさら度 ★★★    
石ころ度合い  ★★     
蚊の数     ☆☆☆☆☆(しかもBIG)
勾配      ★★★     
テクニカル度  ★★★★★
スピード    ★★      
走り易さ  ★★★(人に会わない、UP・DOWN有り,カーブ有り)
満足度     ★★★★★ 
景色      ★★(森の中のシングルコース)

2.本日の晩御飯・・・車で20分くらいの所へGO。日本風で言えばビアガーデンの様な雰囲気のお店。屋根は無く、20mくらいの長テーブルが5列くらい並べられた所で炭火焼肉。(BBQ)
アヒル・豚、共に肉厚で甘くてジューシーなお肉の味がたまりません!!
仕上げに、茶そば色の冷麺。氷の中の冷麺ははさみで切ってお召し上がり。
コチジャンを調合して、もぐもぐ。今まで食べた大量のお肉も洗い流してくれる様な、すっきりとした締めでした。韓国も、締めは存在するのかな???(福岡で言えば飲みの後の豚骨ラーメン?!)
韓国に来たーーー!!感を感じた焼肉でした。&皆、ジンロ飲み過ぎだよ。。。



(2) いざ、ソウルへ@川沿い&景色コース
長い長い長〜い川沿い!!MTBライダー多いなぁ。

1.今日は、ソウルの街中まで元気にライド。ホテルで着替えを済ませ、そこから約35キロ離れた街まで皆で川沿いをひたすら走る。川沿いにサイクリングロードと言うかジョギングロードと言うか、永遠と道が続き、ジョギングする人、草を摘む人、ダンスをする人、ローラーブレードをする人、車以外、何でもあり。中でも驚いたのが、MTBライダーとすれ違う回数の多い事多い事。2人組の女子や、チーム連れ、1人乗りのおじちゃん、それぞれMTB&メット&ウエアで自転車を楽しんでいます。こんなにも、自転車乗りが居たなんて!!何だか嬉しいです♪♪
とっところがどっこい、その道はソウル市内を右手に永遠と続くのです。しっしかも、MTBで時速26キロくらい?!(メーターは無いので正確には言えませんが)でロードを走ります。スリップストリーム・コバンザメ走法を使わなければ、きっと撃沈していた事間違い無し。ソウルオリンピックスタジアム・ワールドカップ゚競技場を眺めながら、最後南山タワーまで激登りです。そこまで、約60キロの道のりを平地とは言え漕いだ後の山登りはさすがに脚にきました。
けれども、タワーから沢山のビル郡・住宅の景色を目の当たりにし、ソウルを丸ごと一望出来た時、空中遊泳してるみたいで、疲れが一瞬で吹っ飛びました。(ちゃんと意識はある(笑))
「キブニ チョッタ〜!!」

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土のさらさら度 ロード    
石ころ度合い  ★     
人の数     ☆☆☆☆☆(スポーツしてる人多い)
勾配      ★       
テクニカル度  ★
スピード    ★★★★  
走り易さ  ★★(人が多い、子供・徒歩の人有り)
満足度     ★★★★★ 
景色      ★★★★(川巾広く、遠くまで良く見える)

2.サンゲタン・・・ソウル市役所の直ぐ近所。韓国料理専門店?!高級老舗と言った所でしょうか?!
鳥を刳り抜いた中に御飯が詰めてある鳥肉が入ったスープ。いや、鍋を食しました。中には、鳥肉だけに留まらず、高麗人参まで入っているではないですか・・・こんなに太い高麗人参食べて、いいのかって言う位の代物ものでした。お陰で、本日の疲れ分、丸々回復させてくれ、それから地下鉄に乗って、仁寺洞(インサドン)・東大門(トンデムン)へショッピング゙へ。既に夜の22時を回ってましたが、ショッピングは別元気?!韓国の醍醐味、夜のショッピングを楽しみました。
ちなみに、デパートの客足ピークは夜の23時〜25時だそうです。驚き!!
「カッカ ジュセヨ〜!」



(3) 森林公園@山山下り下りコース
これぞ、マ運転バイク!!

1.本日は、車で約1時間ばかし移動し、少々奥地へ行った登山者有りの森林公園へ。
山全体が公園の様になっていて、登山者も多く、湧き水汲みに来ている人もしばしば。
いきなりの激登りに悪戦苦闘しながら、インナーローでくるくると回す。30分も経たないくらい漕げば、山の中腹へ到着。そこからは更に、登山者も居ないダブルトラック・ジープロードを登る。見渡せば、かなり上がって来た様で風が気持ちいい。んっ?!これはもしや台風の風?!台風の猛威をつゆ知らず、韓国では、頬にかいた汗を拭う心地よい風と時折の突風。
こちらでも途中、湧き水を汲んでボトルを補充。昔、涌いた山で下ったジ−プロードを思い出す感じで、超ハイスピードで石ころと窪みを交わしながらの下りライディングへ突入したら、そこはもうパラダイス!

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土のさらさら度 ★★★★
石ころ度合い  ★★★★
勾配      ★★★★
テクニカル度  ★★★
スピード    ★★★★★
走り易さ  ★★★★(下りは人との遭遇ほぼ無し。)
満足度     ★★★★★
景色      ★★★★★(山登りのダブルトラック)

2.本日の昼食・・・一通り自転車で山を満喫した後、山を降りた所にある焼肉屋さんで昼御飯。
自然に囲まれテントの下で2回目の焼肉焼肉。お疲れー♪の乾杯は、ジンロのビール割。一気のしぐさに、ついつい一気をしてしまう私。だんだん調子も上がって来て、お肉をサンチュに巻いて食べると、美味しいの何のその。自転車漕いで直ぐだったのもあり、入るわ入るわ、飲むわ飲むわで、皆にもお酒を薦め捲くってしまいました。確か、ドライバーさんにはコーラ一瓶一気を薦め、ノリノリでした。ったところが、宴もたけなわ「ぬぬっ?!」体に異変が!!目が回る。
来たーーー!!っと草叢へ蹲り、その後は皆様のお世話になるばかり。せっかくのご馳走が、水の泡です。お酒は飲んでも、呑まれるな!!の日でした。


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所感
”ここに居られる幸せ”、今回の旅を通して深く感じました。
MTBに乗って楽しい、いつもそうですが今回はなんと終に国境を越え、韓国へ来てしまいました。
私が今回ここに来る迄に、おばQメンバーと韓国MTBチームの皆様の交流があり、こうして韓国にてMTBに乗る機会に巡り会いました。決して、自分一人の力で此処まで来たのでは無いのです。
通常の韓国旅行とは違い、現地の人愛用の御飯屋さんで本場地元の味を知り、更に大好きな自転車も満喫出来て、こんな経験が出来たのも皆様の繋がりがあってこそ!!だと痛感し、また韓国メンバーの温かい歓迎にも感謝しています。
”スポーツは国境を越える!!”国や言葉は違えど、MTBを楽しむ気持ち、自然との一体感、山風の心地よさ、感じ方が同じだから故一緒に笑って楽しめる。そんなスポーツに出会えた事も幸せ。この旅を通して、多くの経験を重ね、素晴らしい仲間に出会い、ここに居る事のありがたさを感じました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
皆様、カムサハムニダー!!

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第2回韓日交流(日本)  2005/4/

report by



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第1回韓日交流(韓国)  2005/9/23-25

report by カズエ

9/23
AM11:45 集合場所である福岡空港国際線へ到着する。車から輪行袋に入れた自転車を下ろすとその大きさに改めて気付く。「デカイなあ・・・」と思っていたらダイスケがカートを押して来た。「おっ,ダイスケ気がきく!」今回は校長一家に便乗させてもらったのでトモさんやダイスケがお見送りに来ているのだ。
カートに荷物を載せて運ぶ。ロビーに入って航空会社のカウンターへ向かっていくとnセンセとhira君を発見。合流するととりあえずは輪行袋の話で盛り上がる。相変わらずの自転車乗りである。 そうこうしているとゴマキ登場。今回のヒロインである。何故ヒロインなのかは後々。(フフフ)
今回の参加者が揃ったので,チェックインと荷物を預けに行く。連休で一般旅行客が多い中,妙な荷物をもった5人が手荷物検査ラインに並ぶ。いや我々も一般旅行客なんだけど・・・。すると先に進んだnセンセが横の方へ連れて行かれているではないか!一番な綺麗にパッキングした輪行袋が仇となりよく見えないので中身を確認したいとのこと。ばらすのは簡単だが元に戻すのは・・・。周囲の怪訝そうな視線を受けながら,若干形が違うけれど無事再パッキング完了。荷物を預けていざ出発!
とは言え韓国は全く初めての私。「これからどうするの?」と言う感じでいるとゴマキが「お金,両替しました?」って聞いてくる。「そうだ,外貨が要るじゃん」と皆で階下の銀行へ。「さて幾ら換金するか?」を皆で考える。「ゴマキ,幾ら替えた?」「24000円分」「じゃあそれでいいや」「俺も俺も」性格や自転車は個性的な面子なのに,このときばかりは主体性が無い。 両替も終わり,hira君の保険も無事加入。トモさん,ダイスケに見送られてゲート前へ。時間にまだ余裕があったので椅子で休憩。するとhira君,校長とゴニョゴニョ。やおら立ち上がり一言。「かずえさん,ビール要らないっすか?」「あっ,要る要る(^〜^)」連れ立って買いに行く二人。
搭乗アナウンスが流れる頃にはすっかり良い気分でした。
今回案内を引き受けていただいたリム(林)さんへのお土産を購入し,いざ搭乗!ソウルまでわずか1時間弱のフライトの中に観光場所のチェック,機内食,睡眠と中身の濃い時間でした。
そんなこんなでソウルはインチョン空港へ到着。イミグレーションを抜けた後、荷物を受け取りに。
あのデカイ荷物がどうやって出てくるのか期待しながら見ていると周囲の荷物がどんどん受け取られていく。あまりにも来ないので今回のツアコン,hira君、近くにあった案内のおばちゃんに日本語で尋ねる。おばちゃん、流暢な日本語で「ちょっと待っててね」と扉の向こうへ消えてゆく。しばらくの後カートに乗った自転車が無事出てきた。搬送形態に?はあったがとりあえずホッとする。
空港からソウルまではバスでの移動だ。リムさんから聞いていたシティ・エア・ターミナル(通称:COEX)行きのバスに乗る。バスの中でくつろぎながら景色を見渡す。「おおっ,これが韓国かぁ・・・」初めての韓国は見るもの全てが新鮮で,気が付くと夢の中でした。いやぁ,行きがけのビールが。(^^;
夢から覚めるとそこはソウル!漢川の畔から眺めるビル群。田舎の隣がいきなり超都会とはまるで絵に描いたよう。そうしたら景観工学の権威,nセンセの解説がはじまる。フムフム。なるほどね。自転車以外,全く関係の無い人々の集まりであるこのツアー,興味深い話が聞けるのも楽しさの一つである。
無事COEXに到着。そこからホテルまでは歩いて15分位らしいが,大きな荷物と地理に不慣れ,と言うか全くわからない我々はツアコンhira君の勧めに従い,タクシーでホテルまで移動。
ホテルに着く。結構立派な建物である。ロビーにはPCも置いてある。流石IT先進国。nセンセ曰く,「ここはIT戦士の戦場のど真ん中」だそうだ。そう言うセンセも今回ノートPCを持参だ。センセもIT戦士なのか?
明らかに怪しい大きな荷物を抱えてそんな話をしている場合ではない。早速チェックインだ。美人のお姉さんの待つフロントへGO!美人担当のhira君と英語が堪能なnセンセが話しに行く。「大丈夫か?」と思ったのも束の間,流暢な日本語で受け答えが返ってくる。流石ソウル,国際都市。お姉さん方との会話の後,無事チェックイン完了。今回自転車に関しては予めリムさんを通して室内保管の許可を貰ってある。驚く人々を横目に,エレベーターに自転車を乗せ部屋まで行く。日本じゃあまり有り得ないシチュエーション。部屋に入ると早速自転車の組立開始!なにせ飛行機の中でどうなってるか分からないし。輪行袋は所々擦れているものの中身は異常なし!ちゃっちゃと組立完了。
そうしていたら校長先生から「リムさんが来た」と連絡あり。挨拶も兼ねて皆で会いに行く。玄関前にいたリムさん,一見すると何処にでもいそうな日本人的な顔。話す言葉も日本語。??聞けばIT戦士で日本への赴任経験があるとの事。道理で日本語が上手いはず。「お腹すいてませんか?」リムさんのこの言葉で皆のお腹が一気になりだす。

さんげたん

(リムさん)「何か食べたい物ありますか?」
(皆)「う〜」(一杯有り過ぎて考えてる)
(nセンセ)「参鶏湯!!」
(リムさん)「じゃあ参鶏湯の店に行きましょう」
(皆)「行こう,行こう」(とりあえず美味そうだ)
お店に着いて一通り説明するとリムさんが帰ろうとしている。
「一緒に食べてかないの?」
「仕事の途中だから」
リムさん,我々の為に仕事を抜け出して来てくれていた。
IT戦士の戦いを邪魔してはいけない。でもその前にオーダーをして行って・・・。
去って行くリムさんを送りながら途方に暮れる・・・,いや,日本語が全く通じなくても大丈夫そうな面々は参鶏湯を楽しみに待っていた。そして・・・,来た!凄いぞ,美味いぞ。すかさず校長が「メッチュ!」オバちゃん,納得してビールを持ってくる。魚心あれば水心である。
おまけで付いて来たキムチを食べながら熱い,美味い,辛いを連発。
満足のご一行様でありました。

なむでもん

 食事が終わると怪しい案内人の登場である。ある時はオバQ職員,またある時はDHワールドカッパー,そして今日はソウル案内人。この日の為に(かどうかは分からないが)事前に現地調査を行ったhira君,ソウルタワーとソウルの渋谷,ミョンドンへ行こうと提案。もちろん乗っかる。
 しかしnセンセ,「明日の為に・・・」と涙の辞退。しかし残ったお気楽4人組は観光へ出発。タクシーを捕まえソウルタワーへ直行。が,ソウルタワーは現在改装中で入る事が出来ませんでした。しかしメゲナイ案内人,「ミョンドン,ミョンドン」と元気が良い。途中南大門を見ながらミョンドンに到着。ここで案内人の本領発揮!「ここをこう行ったらこれが有って」とか「これが見たいならここをこっちに」とまるで地元民のような案内。おかげで30cmはあろうか,デカイソフトクリームも見れたし,屋台で蛸の踊り食いも出来たし,大阪のお姉さんと知り合いになれたし。名残惜しかったが明日の朝は早い・・・。ホテルへご帰還となりました。(一日目 了)


9/24
今日はメインの合同ツーリング(のはず)。集合時間はホテル前にAM5:30!そのため4時半に起きて準備する。早朝で人気の無いホテルの中を自転車を押して移動する。これだけでも十分怪しい。おまけにそんなのが玄関で5人屯っているから余計である。十分営業妨害になりそう。(こんな時間に人は来ないと思いますけどね)
予定より少々遅れてお迎え到着。KHSのハードテールだ。人より先に機材を見てしまう。挨拶をするが日本語が通じないので片言の英語で挨拶。リムさんから事前に説明されているので双方何とか意思は通じる。更に良く見るとフロントサスはSID。しかもステッカーは剥いである。(ん,何か嫌な予感が・・・)
「じゃあ行きましょうか」(と言ったと思う。ハングルで(^^;)とリエゾンスタート。今回の集合場所はリムさんが所属するクラブのお店で,そこまでここから1時間位だそうだ。「起きぬけだし,良いウォーミングアップになるかな」と思っていたら案内人,ガンガン加速していく。しかも早朝の都心,8車線はある道路を自動車と同じ動きで左折する。(注:韓国は右側通行。つまり一番右レーンから一気に中央レーンに移り交差点を左折する)早朝とは言えそこは首都ソウル,車は結構いる。おまけに車側からすると道は広く,台数はそんなにいないため当然トバす。案内人,慣れた乗り方でスイスイ曲がって行く。(地元だから当たり前)nセンセ,阻まれつつ負けじとついていく。後ろから見ていた校長,「こりゃ危険」と断念。(ホントに危ないよ,これは)その他3人,ハナから行く気なし。4人で安全に2段階左折で曲がる。何とか市街地を抜け,小さな川の河川敷を上流に向かって走る。まだ薄暗いがちょっとしたサイクリングロードのようである。ここで一息と言いたいが,先頭のスピードは一向に衰えず。この時点で既に7〜8kmは走っている。しかも20km位の良いペース。ゴマキなんか「もう口きかない」モードに突入。「もうちょっとだから(多分)」Hira君となだめて走るがそれももうそろそろ限界かな?と思っていたら河川敷から道路に上がる。「ひょっとして」と思ったら少し市街地を抜けて集合場所のお店に到着。ホッと胸を撫で下ろしました。ここまで走りっぱなしで約13km。朝から結構走りました。普通の学校ならこれで終ってますね。(^^;

出発

既に集合されていた韓国のクラブのメンバーとご挨拶。皆さん気さくな人達(そう)で良かった。早速車に自転車を積みにかかるが何せ総勢14名。(多分。(^^;多すぎてはっきり覚えてません)結局ガチャ積みになって車2台に分乗で目的地まで移動。しかしこの移動が長い!かれこれ2時間は乗っていたでしょうか・・・。早起きとハードなウォーミングアップで日本組はウトウト。何度か気を失いながら目的地に着きました。そこは何とも怪しいリゾート地。冬ソナのロケに使われたらしいが,見ようによっては場末の温泉歓楽街の様。でも景色は抜群。山も近いし,冬だったら絶好のリゾート地なんだろうね,多分。
さあ準備して出発だ!その前に皆で輪になって準備運動する。マッチョなリーダーの言葉が通訳される。これぞインターナショナルなMTBの学校だ!でも何だか皆真面目過ぎるぞ・・・?

最初は川に沿ってのんびりツーリングモード。始めて見る景色にキョロキョロ。ゴマキもすっかり機嫌を直し,おしゃべりしながら走っている。リムさんの「ハードなコースではありませんから」の言葉通りだ。こう言うのも良いかな。でも距離は結構いっている。

看板

さて山へ入る道の入り口に立つ看板の前で停車。リムさんの説明を受ける。「ここで大きな大会が開催されて,韓国のトップ選手は2時間を切って走ります」「それじゃ倍かかっても4時間だね。お昼過ぎには戻るのか」なんて事を考えていました。この先の事も分からずに・・・。

 早速山へ登り始める。少し行くと結構岩が出ている。「フルサスは楽ですよね」とhira君が声をかける。「あまり考えなくて良いからね」と返事が出来たのもここら辺りまでである。そこから登る登る。結構な斜度である。普通,登ったら途中水平に近い所があるものだが,少し斜度が緩くなるだけで登り基調は変わらない。数度の激坂でゴマキ,hira君と共に押しに入る。この日の為にコナミスポーツクラブで体を鍛えていたnセンセと校長は日本代表として喰らい付いていく。「頑張れ〜,あとは任せた〜」と3人は壊れ行く意識の中で叫んでました。置いて行かれた私達は朦朧としながら韓国の山道をひたすら押してました。(でもゴマキには優しいお兄さんがぴったりサポートしてくれてました)(^_^)
一つ目の登りが終わった所で皆集合して打ち合わせ。上手い具合にゴマキ一人が遅れている。「おっ,来た来た。では皆さんよろしく」nセンセの言葉で皆まばらに散る。ゴマキが到着するや皆で囲んで,
「Happy Birthday to You〜」
と皆で合唱。そう今日はゴマキの誕生日。こんな山の中でお祝いされると思って無かっただろうな。でも本人は喜んでくれたみたいで一安心である。(本人のブログ参照)
切り替えの早いこのメンバー,余韻に浸る間もなく下りに入る。下りはDHGPのメンバー4人で固める日本勢,登りと違って結構な勢いで下る。でも路面は結構ガレガレになっている。パンクが心配だなと思っていたらnセンセがパンク。すかさずチューブ交換。渡韓前からタイヤのエア漏れが気になっていたセンセ,ちょっと空気圧を高めにして走る事にする。これが功を奏する訳なのだが。
下り終えるとまた登り。しかもツラさは変わらず。もう何も考えられません。ひたすら押してます。終いにはnセンセも押す始末・・・。でも韓国勢は何とか登って行く。こりゃ凄いよ・・・。
登ったら下り。日本勢が息を吹き返す。校長,鬱憤を晴らさんばかりに万能オオタケ号でカッ飛んで行く。すぐ見えなくなったと思ったら,見えた!?パンクだ。しかも前後。路面は相変わらずのガレガレだし,グリップ力とショック吸収のため空気圧を下げていたのが災いしたようだ。スペアのチューブも少なくなったので空気圧を高めにして下ることにする。
下り終えたら道に栗が落ちていた。nセンセ,お土産に数個拾っていた。美味そうだったもんね。
ここからは少しツーリング風。途中良さげな川沿いを走る。滑床みたい・・・と思っていたらやっぱり居た。韓国版ミチ君。自転車から飛び降りるとすかさずジャブン!体も大きいし,顔も何だか似ているぞ。じゃあ彼のニックネームはミチだな。hira君と笑っていられたのもここまでだった。
リムさんの「この山を越えたらゴールです。あとちょっと登ります。」の言葉に騙され,登りに入るとひたすら押し。押し,押し,押し。横を見るとリムさんも押している。「あれ?何で?」って聞くと「自分もこの山を越えるとは思わなかった」そうな。こりゃいつもより多く走ってます状態だね。
ヘロヘロになりながら何とか登る。下りはガレガレが納まった程良いダブルトラック。一気に下るとそこは公園だった。(リゾート地らしい)一足先に下りていた校長とnセンセはサナギを食べていた。食えないよ,普通。私はhira君とコーラを頂きました。 さてそこから昼食のお店まですぐらしい。しかも「登りは無いよ,アスファルトの下りだけ」らしいので爽快に下る。しかしやっぱりリゾート地なのかレンタサイクルの多いこと。店もそうだが乗っている人も多い。別に山の中を走る訳でもなく,川沿いのコースを多量の人が走っている。一つの宗教とも言え無くないな,これは。

昼食

そんなことを考えつつお店に到着。鶏肉と小麦粉の餅と野菜とコチジャンを炒めた食べ物だ。一汗かいた体にビールが沁みるが,この辛さもビールを呼び込む。酒が酒を呼び,まるでフライングタートルズみたいな飲み会になってしまった。これは昼食なのに。

一頻り座が盛り上がったところでリムさんアイスケーキを持ってきた。ゴマキのお誕生会だ。再度HappyBirthdayを合唱してローソクの火を吹き消した。今日は本当ゴマキデーだな。
もうダメと言う位飲んで食べた後,車に戻ってソウルへ戻る。帰る車の中,酒も入ってるので運転手の人には申し訳ないのだが意識が飛んでいた。しかも大渋滞だし。途中で大雨も降ってくるし。
ホテルでさっと着替えて晩御飯を食べに出かける。晩もリムさん達が準備していてくれた。ここでも辛さと酒が爆発した。韓国の人は凄い!一気,一気で酔いがガンガン回る。韓国版ミチ君に加え,韓国版大沢さんも登場。大盛り上がりで宴は進んだ。 宴もたけなわ,そろそろお開きという時にミチ君が名詞をくれた。「President & CEO?!」「社長!?」しかもドイツ,UAE,フィリピンに支社があると言う。なんだか凄い人達ばかりだ。
でも良い人達ばかりだった。言葉は良く通じないけれど考えていることはなんとなく分かった気がする。お互いに理解しようとしているからそうなのかも知れないけど。
名残惜しいけどここで散会。「次回は日本で」と固く約束して外に出る。


ホテルに着くと校長が「カルビ!」と言い出す。確かに食べたいがもうお酒がまわって辛い状況・・・。nセンセと一緒に部屋へ戻ることにする。校長とhira君,ゴマキは夜の街へ消えて行きました。部屋に戻った私は酔った頭で何とか輪行袋に自転車を詰め込んで泥のように寝てました。
明日も早い・・・。(二日目 了)


9/25
今日は帰国だ。早朝のビジネス街を朝ご飯を買いに近くのパン屋へ出かける。朝5時からやっているというこのパン屋のおっちゃん,かなり気さくで,日本語で色々話しかけてくる。美味しいパンと一緒に熱いコーヒーも入れてくれた。

集合写真

ホテルからCOEXへ移動し,バスでインチョンへ。流石に連日の疲れが出て皆さん爆睡。空港で諸手続きとお土産の買い物を済ませたらさあ離陸。飛行機の中でも爆睡でした。(^^;
さあ福岡空港に着陸しようかと言う時,飛行機の動きがどうもおかしい。台風の影響が出ているのだろうか,結構風が強いようである。一度は着陸態勢に入ったものの揺れでアプローチが変わったのか再び上昇。回りも少しざわめいたが二度目のトライで無事着陸。最後までドキドキのツアーでした。
イミグレーションを抜け,荷物を受け取り外に出たところで今回の旅行も解散と相成りました。改めて韓国の人達の温かさとMTBを通じた交流の良さを感じた旅行でした。次回,日本での時に何が出来るかを向うの面々の顔を思い浮かべながら考えたいと思いました。 (完)


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