Q-shu MountainBike Convention

2007年 1月 28日
福岡県粕屋郡宇美町 四王寺県民の森

Act.1, Save tha Nature (10:00〜)

ゴミ拾い 以前このトレールを走った事があるヒラに昔話を聞きながらゴミ拾いを行いました。
一番使われていたころはどうだったのか、そして今はどうなっているのか。
過去のトレイル事情から現在の状態まで自分の目で足で確認していただきました。

Act.2, Work Shop (12:00〜)
「常設コースの現状を知り、トレイルの将来を考える。」
GUEST
丹下好一 遊人の杜(福岡・嘉麻市)
近藤友博 わらべの森(福岡・久留米市) 
大沢幸生 鯛生スポーツセンター(大分・日田市) 
高野欽司 ダートランド(熊本・植木町) 

集合

--まずは自己紹介とコース紹介をお願いします。
(大)10数年前に林業側からの働きかけで開設。1人の地主、1つの施設で管理しているところが特徴。
(丹)2001年にトップライダーから子供まで楽しめるコースを目指して開設しました。
(高)コース役員やってます。4クロスのコースとジャンプトレイルがあります。
(近)以前は長野でイベントのお手伝いやってました。シライシさんとコース管理に携わっています。
--他には、小国(熊本)・吉無田(熊本)・法華嶽(宮崎)なんてのがありますね。

--それぞれのコース開設の経緯とコース管理に携わる事になったきっかけを教えてください。
(近)高良山が走れなくなって、他に走れるところがないかとふれ回っていたら、2001年頃「上陽ならコースを造れるよ」という話がきて2002年8月に開設しました。
(高)1998年から自転車に乗ってるんですが、仲間のお客さんがコースを造るということになって。2000年8月に開設しました。
(丹)以前走っていたところがキャンプ場として整備されて、登山道が使われなくなったこともあり、キャンプ場のオープニングイベントでキッズレースを開催する事になったのがきっかけです。
(大)1991年の台風被害後、楽しい事をやろうと言う事で色々探した中で清里でやっていたGTのイベントをヒントにMTBを始めた。

パネラー --コース維持で苦労している点や困っている問題点など教えてください。
(丹)雨などでコースが荒れる。水抜きをしっかり作る、雨のあと走らないと言った対策をしています。
地権者との問題。最初は理解していただいてたはずなんだけど徐々に距離ができてきている。
市町村合併で契約があやふやになっているのできちんと再契約して、じっかりとした常設化にしていきたい。
++地元とクッション役の人がいると良いんでしょうね。
(高)コース役員の6人で借地料払うのが辛いですね。お客さんがたくさん来て使用料いただければ楽になるんですけれどね。借地料も年々アップしていくので大変です。 山じゃないので草刈りが大変です。燃料代とか刃物代もかかってきますから。
--ハード(上級者向け)なイメージなんですけど、子供から走れる楽しいコースなんですよね。
(近)人手不足ですね。コースも長くなったんですがスタッフは少なくなってるようで、草刈りとか大変です。地元の草刈りの時についでにコースの方も苅ってもらってます。
(大)使うと荒れる。イベントで経費をを出していく。今は年に1-2回しか使ってないんでほとんど荒れないですけどね。
--草刈りのコツとかありますか。 (大)刈った草はどける。放置しておくと土が肥えて更に草が生えてくる。苅るより片づける方が大変ですよ。
++コース造りやメンテも楽しいですよ。
若いモンには理解できんやろ。

++イベントにしてしまえばいいんですよ。草刈り大会とか、スコップ隊とか。

シンポ --今後の展開をお聞かせください。
(高)一年でも長く維持していく。コース役員を増やす、大会の参加者を増やす。
--オバQがダートランドでイベントやりますよ。キッズイベントやりましょう。
(大)現状維持ですね。
(近)ラダーとか造るっていう話もありますが、、、、、。
維持費を捻出するために利用料を取ろうかと2-300円くらい。お金払えばいいんでしょという人が来られるのも困るし、、。年間にしても大した額にはならないのに。
眠っているコースの再生。色んなコースを1日タップリ楽しんでもらえるようにしたいですね。
(丹)しっかりした常設化。
今やってる遊人の杜Cupを年2回くらいやれるようにしたいですね。
10年後のライダーを育てる環境作り。常に自由に乗れる環境をつくっていくことでレベルアップしていきます。自分たちがやってもらった事を自分たちがやる時じゃないのかと。

++一ヶ所でお金を集める事が難しいのなら全体をまとめる受け皿組織が必要でしょう。
++常設コースは数多くあればいいのか。今あるコ−スを安定させていくことが先決では。
++情報の共通化を図る。1つにまとまったホームページや共通割引利用券なんてのも考えられるよ。


ゲストの方を中心に参加者からも活発に意見を出していただきました。
これを機会に横の繋がり、縦の繋がりを強くしていければ良い方向に向かいそうな気配を感じました。
そしてオバQに期待されている事も多く、存在価値はそこにあり、今後も努力してかねばと思いました。
次回は10回目。多くの参加者を集めてちょっと派手にやりたいですね。