第3戦    10/22-23  遊人の杜

■レポート by hira & オバQ

ここ、嘉穂の遊人の杜(もり)は、いわゆるキャンプ場。ロッジとかがある比較的大きな所。
そこに、ちくほうのMTB好きな有志が、全国的に見てもひけを取らない、MTBパークに作り上げています。
今回ここでDHGPやるわけですが、一番やりにくいことといえば、木が多すぎて、コース幅が広く取れないこと。
最大限、広い所を探しながら、なおかつ、楽しいレイアウトを探しながら作っていくということ。
ちょっと今回は甘えさせてもらい、既存のコースを半分ほど使わせてもらいました。
中盤の、でかいジャンプ台、そのあとの落ち込み(ドロップオフ)とそのすぐ下のシケインで、
この1つ目の、でかいジャンプ台なのだが、本気ででかい。
2メートルはあろうかという上りあがり、しかもそのアプローチには、木の板が張ってある。道を傷めないためには有効だが、シトシトと雨の降っている時にはツルツル。ちょっと転倒者が出ないか心配ではある。
2つ目は、落ち込み、これまたでかい。
先が見えないところに突っ込んでいく感じ。しかも、その先にはしっかり減速しないと曲れないシケインがあるし。たしか、2回前のGPで顔面着地した人がいましたが、それを、僕は間近で見たもので、いささか抵抗はありましたが、こんな面白いセクションを使わないのも非常にもったいないので、使う事にしました。
と、3つ目のシケイン。
なにげに作ったのだが、かなりキーポイントになったらしく、全選手が頭を悩ませるポイントになったようです。
上記3ヶ所をポイントとしました。

レース当日は雨も降ることなく快晴で、気温も心地良い程度まで上昇。

キッズ
まずは、キッズレースから。高低差のないコースだが、常に曲がっているので的確な左右の体重移動が要求される。
そして、大人のレース。ヒート1。
今回は、ハコスカが3台揃った。アンプバックにRTSと10年前のDHスタートエリアが蘇る。上級クラスにもエントリーの館兄が1'03"を出す。
続いて女子クラス。上級、初級それぞれ1名ずつという相変わらずの寂しさ。
男子に移り、入門クラスの2人が1'10"前後の好タイムをマーク。
初級も1'10"前後の争い。
中級になって中村選手が1分を切る55秒という飛び抜けたタイムを出す。
上級になっても1分を切るタイムが出てこない。最後の館兄が57秒台を出すのみ。
スーパー上級になると1分を切って来るがベストタイムは、更新されない。最後に本村選手が52秒台を出し面目を保つ。

1時間ほどのインターバルを挟んでヒート2。
ハコスカの館兄が1分を切るタイムを出す。
どのクラスも数秒ずつタイムアップしているようだ。
オーバーオール2位の中村選手も、わずかながらタイムを縮めてきた。
ヒート2のドラマは上級クラス。ハードテールのシバケンが52秒台を出し暫定1位へ。XCエリート選手の実力か。来期はDHに転向か。
スーパー上級になってもタイムは破られない。最後の最後に本村選手が51秒台を出す。Rショックユニットは壊れているというマシンを駆ってこのタイム、チャンピオンの貫禄か。


表彰
注目すべき点は、エキスパートの柴田選手。彼はクロスカントリーのエリートライダーではあるのだが、DHは専門外。今回も、お遊び用のハードテイルの自転車での参加。
本村氏に続くタイムで、総合で言うと2位のタイム。はっきり言って予想外のタイムが出てしまっています。
たしかに、コース幅はせまく、有利には思えますが、実際石も多く、フルサス有利な感じがするのですが、リジットでここまでのタイムが出るとは我々も予想していませんでした。

次回、最終戦も楽しみだ。


リザルト(PDF書類)

第2戦    5/14-15  鯛生スポーツセンター

■レポート by hira
たち
比較的好天に恵まれてるDHGPですが、前回(吉無田)同様いい天気でした。
前回の吉無田大会でがっちりファンをつかむ事が出来ていれば、今回の参加人数も増えていたのだろうが寂しい事に40人程度の参加者であった。
土曜の9時に現地集合で、コース設営。一度コースを見た後に、杭とテープをもって再びコースを歩く、いつもの事ながらあーでもないこーでもない言いながら。
結果的には去年と変わりなし、去年あんなにどろどろのコースが、ドライだとこんなにすばらしいんだよってのを、味わってもらおうかと・・(無理やりな言い訳)
なかまっち
中津江のコースは、前半、後半がテクニカルでなかなかいいコースなのだが、それをつなぐ中間部分(ジープロード)がやや平坦で、スピードにも乗せ難い。重いDHバイクを加速させるのにはやや苦労する。何とか改良できるなら、やりたいところ。
レースの方は男子スーパー上級、の優勝は(1)本村氏(2)平山(3)藤浦氏(4)木須氏。
エキスパートクラスは久々出場の舘氏。自転車を新調しての参加でした。しかもスーパー上級の(1)(2)の間に入るタイム出されてました。
いまさらですが、ここのコースのタイム短縮ポイントは、前半の右側が崖になっている部分の左コーナーとその後のS字リズムに乗せないと曲りません。
それと、ここにも書きましたが、中間のジープロード。ひたすら漕ぐしかありません。
ひら
後半の落ち込みも思いきって突っ込みましょう。突っ込むと言う言い方は誤解招きますね。ドロップオフにしてはそんなに高い段差ではないと思いますので、ハンドルを押してその落ち込みをうまく使って加速する感じで走り抜けるといいのかもしれません。
狭くて加速するポイントが限られますので、いかにスピードに載せるかがキモになると思います。

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