DownHill GrandPrix REPORTS
2002

www.ob-Q.net

▼Report by いそしまじゅんいち

 DownHill GrandPrix #3 福岡県嘉穂町
 02.12.25 福岡県嘉穂郡 遊人の杜キャンプ場
今シーズン最後のレースであったが、クリスマス直前のためか43名+キッズ12名と少し寂しいエントリーとなった。
宮崎・熊本勢の参加が、ほとんど見られなかったのが残念である。
この1週間、雨が多かったためコースコンディションは良いとは言えなものであった。
土曜日の試走には10人ほどが現れた。

場内のコテージには6組ほどが宿泊されクリスマス&忘年パーティとなったところもあるようだ。
翌、日曜日、7時コースオープン。
まだ暗いじゃん。
昨日の夕方5時というのも暗かったね。

雨は降っていない。
続々と参加者が集まってくる。
今回のコースを紹介しよう。
スタート直後からテクニカルな岩場のあるセクション。

急勾配のつづら折れを過ぎると傾斜は緩くなり、ジャンピングスポットここまでは、岩が多いものの真砂土で泥がからむようなことはない。
次の大岩を回り込むところが新設部で泥地獄である。
続く上り返し、バーム区間のために少しでも勢いを付けたいところであるが、焦ればミスを誘発し止まってしまう。
バーム区間もRが、きつく苦戦。

その後の平坦部がつらい。重いタイヤを回して岩の間を下ればゴールである。
10時からはキッズのスタートである。大人のコースのバーム区間を使ってタイムアタック。
見事な体のこなしを見せてくれ、将来を期待させてくれた。
11時からは大人のクラス。女子からのスタートだ。

女子は2名と相変わらず寂しい事です。
男子はファーストタイマークラスから。
最後はエキスパートクラス。
クラス内の出走順も速い人が後から出てくる(ランキング逆順)ようになっています。

男子ファーストタイマークラスでも2分を切るタイムが出ています。
さすがエキスパートクラスでは1分40秒を切るタイムです。
13時からヒート2。
そう2本走って速い方のタイムで順位が決まります。

1本目失敗した人には挽回のチャンスが、1本目良いタイムが出た人も安心できません。
天候は急速に回復し晴れ間が広がってきまた。
それにともないコースも乾いてきて、泥の粘度が上がり、絡み付くようになってきました。
そんなコンディションもモロともせず、タイムを縮めてくる選手がほとんどです。

スポーツの甲斐選手は46秒も縮めました。
逆にスポーツの斉藤選手は29秒も遅れてしまいました。
ジャンプアップ賞はスポーツの永田選手でしょうか、ヒート1、9位から16秒縮めてクラス優勝ですから。
こう見るとスポーツクラスの人がタイムの上がり下がりが大きいのでしょうか。

このあたりが安定してくるとエキスパート入りが見えてくるのでは?
そしてオーバーオール優勝は男子丹下選手、女子大松選手となり、賞金をゲットしていきました。
この賞金、来シーズンからは配分を変え、スポーツやビギナーの人にも少しですが出していきます。
少しでも励みになると良いのですが。

最後になりましたが、この大会に協力いただいた嘉穂町関係者の方々、そしてちくほう自転車友の会の皆さんありがとうございました。
そのリーダーの丹下選手の優勝で、この半年間、200時間以上にのぼるコース設営作業も、わずかばかり報いられたのではないでしょうか。
Report by いそしまじゅんいち
 Link



 バナー広告募集のお知らせ



Copyrights (C) 2004 ob-Q.net. All rights reserved.